静聴

レ・ミゼラブルのエポニーヌが亡くなった後の宿屋の主人のところまで聴いた。

途中、ジャンバルジャンとジャベールの対決のシーンの所までで涙がずっと流れていて、聴いていられなくなった。

目を開けていられない。

明日以降はそこまで戻って、繰り返し聴いてみたい。

(続きがあれば、ここに書く予定)

レ・ミゼラブルに関しては、情景を思い浮かべながら聴いている。


特にファンシーヌがいじめられるシーンでは何度も止めては聴き止めては聴きながら、悲しさでいっぱいになった。

ジャンバルジャンが「今すぐ二人を引き離しなさいここは工場だぞ」からの言葉を発するシーンからはまた辛く涙が増されていた。

ベッドで横たわっているシーンももちろんである。


このように20文字以内くらいの歌詞を聴きつつ戻ってまた聴いて、次に進むということを繰り返していくことによって、より深く曲に関して思い知ることが出来る。

誰が歌っていようが全く同じように感情が浮き出てくる・・・。


今晩、誕生音楽チャンプという番組を予約録画しながら見ていた。

その中には銀行マンから習いながら頑張ってきた30歳くらいの方が森久美子さんにレ・ミゼラブルのオーディションを受けたらいいと薦められていた。

この方の場合は、体を動かしながらのミュージカルから始めた方がよいとのこと。

反面、力に頼りすぎて一つ一つの言葉を大事に出来ていないことを指摘されている。

まめまめまめまめま~と高音からの繰り返しで歌って聴いて貰っていた。


声楽は、習い慣れていないと駄目だし、背筋・腹筋を鍛えていないとキツそうな感じの指摘も出ている。

バレーで背筋を鍛えているという青年は、声にメリハリがないことを指摘されていた。

背筋を鍛えていることにより、ロングトーンは認められていた。

その方はもう1点、目標を持たないと続けられないようでは駄目である旨、男性審査員の方から言われていた。

今回はどうも点数的にも駄目なようだった。

平井さんのような声に化ける要素をはらんでいても、結局は細かい部分でマイナス面を指摘されるという厳しい声楽審査の世界を垣間見た。


最後に歌われた何十本も無収入でも歌われている人の正確性が高かったが、同等の正確性の人と比べてみても、声量が凄い!


12月公演の4スター公演は聴きに行くところまでは行かない。

他の大切な公演を観に行く。

そこでは人物に掌を合わせ、「きみに読む物語」のような思いで“気持ち”を一つ増やすつもりでいる。

イメージ的には足長おじさんのような、心が晴れ渡るような思いでいよう・・・。

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