静聴

最近感じた通りの人間の体の姿勢だとかそういったものに音楽は現われてくるんだなぁと思う。

頭の先から足の先までの姿勢。

それを知らせてくれている人も居る。


音楽チャンプのそこら辺を実は見ていた。

声の震えとか様々な感動させる要因はあるとしても、もっと全体を写していただけたらよかったかなと残念に思った。

その理由は決勝での点数、差がつき過ぎでしょうということだった。


更に書くと、動きのある方がリスクがあるに決まっているし、ずっと歌いやすい姿勢で立っている方が実は音が出しやすいということ。

それが様々な歌いやすい姿勢があるんだという、心に響き易い姿勢があるんだという点でもある。

音で損してしまったな、心を奮わせることが出来る音での損、これが勿体無かったなと思った。

これはあまり言われていないことなので、その辺が審査員の心に映っていなかったなと思う。


所謂バラード思考的なものだけでは、例えば演劇で体を動かしながら、または動きを止めながら歌う場合では違うし、本当のところは、動きを止めてから歌われているように見ている。

動から静へではなく、静から動へのスタンスが、体全体を使うものなのか、体の力を逃がしながらなのかでも違う。

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